当グループはアレルギー専門医3名、医師6名、アレルギーエデュケーター看護師4名、非常勤講師2名(アレルギー専門医)、客員教授1名(アレルギー専門医、アレルギー指導医)で構成されており、福大病院は日本アレルギー学会認定のアレルギー専門施設に登録されています。客員教授である西間三馨先生(日本アレルギー学会顧問)に月2回外来で指導していただき、より深く、最新のアレルギー疾患の研修をすることができます。

専門外来で診療する主な疾患は、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーであり、様々な検査や治療(食物経口負荷試験、運動負荷試験、気道過敏性試験、スキンケア入院)も臨床の中で行なっており幅広い経験、知識を得ることができます。

呼吸器疾患に関しては、年間約30例の気管支鏡検査を行っており、小児呼吸器学会の気管支鏡施行施設に登録されています。診療している呼吸器疾患は多岐にわたり気道(鼻腔~気管、気管支)閉塞性疾患、呼吸器感染症、肺寄生虫などで、学会での症例報告も多数行っています。また、小児の人工呼吸器管理や、非侵襲的呼吸補助(非侵襲的陽圧換気、体外式人工呼吸器)なども研修することができ多くの技術、手技も学べます。