先天性心疾患を始め、後天性心疾患として川崎病、不整脈、心筋疾患など、これらの疾患に対する診断・治療を専門的に行っています。当院は総合周産期母子医療センター新生児部門(NICU)を備えており、新生児期の集中治療を行える体制も整っています。

また、学校心臓検診の三次施設として精密検査及び管理を行っています。 特に川崎病は年間30~40人の患者さんが入院し、2020年改訂川崎病急性期治療ガイドラインに沿って、免疫グロブリン不応が予測される症例に対しては積極的にステロイドを併用し、冠動脈病変合併症例ゼロを目指しています。

循環器専門外来は附属病院で毎週火曜日午前(新患)と木曜日午前(再診)、福大筑紫病院では毎週火曜日午後、福岡山王病院では隔週水曜日午前で行っています。 また、基礎研究、臨床研究にも力を入れており、文部科学省やAMEDの公的研究費を得て活発な研究活動を行っています。